
街中を見渡すと頭を垂れて背中を丸めてスマホを見ている方が沢山なのに気づくときがあります。
日々とっている姿勢は絶えずその人の骨格や、それを支える筋肉の働きを定着させていきます。
例えばスマホ猫背パターン
身体は常にうつむき姿勢、背骨は後ろに湾曲し、バランスを取るために骨盤は後ろ側に倒れる。こうなると、背骨のなかでも腰の骨に集中的に負担がかかり、痛みや痺れが起きる。
二足歩行の人間を安定させる為に最も負担がかかっているのが腰椎と骨盤。そこにさらなる負担がかかっているのです。
ボーリングの玉ほどの頭が前のめりになったときに、それを引き戻そうとする首や肩周辺の筋肉も凝ります。
姿勢は血流の流れや内臓の働きにも影響を及ぼします。
骨盤が傾くことにより下半身に流れる動脈が圧迫されると血流が悪くなり冷えを招きます。
内臓が下垂すれば、便秘や消化不良を招きます。
また骨盤を倒すと、体幹に力が入りにくくなりお腹に脂肪が付きやすくなります。
知らず知らずの内に癖になっていた悪い姿勢が全身のあちこちに不調を引き起こしていることを、まずは自覚することが大切です。